2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

東京新聞(2007年4月28日)よりピックアップ:

27日、最高裁は中国・山西省の女性2人が戦時中、旧日本軍に「慰安婦」扱いされ、繰り返し乱暴されたと損害賠償などを求めた訴訟で、上告を棄却し、原告の敗訴が確定した。 同日午前の西松建設の強制連行に関する訴訟の判決で示された「中国人個人の戦争賠償…

TBSテレビ『NEWS23』(2007年4月27日)よりピックアップ:

従軍慰安婦問題で安倍晋三は、26日、米議会幹部との会談では「苦しい状況におかれたことについて申し訳ない気持でいっぱいだ」と謝罪の気持を表明した。 (by pick-up)従軍慰安婦問題で安倍晋三は、狭義の強制はなかったと発言したがために再度、謝罪するは…

東京新聞(2007年4月28日)よりピックアップ:

文科省は27日、2005年度の学校図書館の図書購入状況の調査結果を発表した。蔵書の標準冊数に達している小学校は40.1%、中学校34.9%だった。 (by bick-up)教育、教育と政治家は学校をかき回しているが、こんなことさえ対処していない。

東京新聞(2007年4月27日)よりピックアップ:

山崎正和・中教審会長が26日に記者会見。倫理教育や道徳教育について「学校制度の中でやるのは無理がある。道徳教育は、いらない」「代わりに順法精神、法律を教えればいい」 「歴史教育もやめるべきだ。わが国の歴史はかくかくしかじかであると国家が決める…

TBSラジオ(2007年4月25日)『コラムの花道』勝谷誠彦よりピックアップ:

勝谷誠彦は43年ぶりの全国学力調査に不参加の愛知県犬山市教育委員会を批判。 犬山市は教育を受ける機会を奪っている、憲法に保証された…。この43年、学力調査を受けなかった全共闘世代がバブルをつくり日本をムチャクチャにした。 学力テストしないで、みん…

最低賃金の国際比較を東京新聞(2007年4月22日)「生活図鑑」よりピックアップ:

最低賃金の国際比較(時給、2005年) フランス 1196円 英国 1111円 (一般労働者) 米国 995円 (カリフォルニア州) カナダ 837円 日本 668円 韓国 381円 東京都の場合、1日8時間で、1カ月に22日間労働すると12万6000円。社会保険などを差し引くと約11万円…

東京新聞(2007年4月22日)ロナルド・ドーアよりピックアップ:

IMFの報告書「世界経済見通し」によると、グローバル化が加速されてきた1980年以降に、先進国の労働分配率が平均69%から62%へ下がってきた。特に低いのは最近の日本の59%である。 IMF・世界銀行が創立された戦後直後には、30年代の世界不況の記憶が新しかっ…

毎日新聞(2007年4月21日)よりピックアップ:

安倍政権が、国民の精神面に働きかける取り組みを強めている。首相直属の教育再生会議が道徳の教科化や「親学」の創設を提唱し・・・。 教育再生会議は今月17日、第2分科会(規範意識)が、親にあるべき姿を教える「親学」を提起。首相に近い八木秀次は「国…

毎日新聞(2007年4月21日)よりピックアップ:

ホームレスの特別措置法が施行されて5年。厚労省が今年1月に実施した調査では、ホームレスは4年前に比べて6700人減り、1万8500人。支援等の中心は全国24カ所の自立支援センター。しかし、利用は期限があり、退所後、野宿生活に戻る人も少なくない。公共の場…

TBSラジオ(2007年4月21日)よりピックアップ:

ジーコの通訳だった人の話。 ナショナルキッドがブラジルで放送されたことがあり、当時、子どもだったジーコがファンだった。ナショナルキッドを演じた役者に日本で会うことを楽しみにしていたが・・・ (by pick-up)ナショナルキッド、七色仮面、月光仮面…

東京新聞(2007年4月20日)よりピックアップ:

袴田事件について評議で「無罪主張」したと告白した元裁判官は、 「平均の取り調べ時間が1日10時間を超えていた。罪を認めているならそんな必要ないはずで、自白の強要があったのではないか」検察の証拠変更で確信した。

東京新聞(2007年4月17日)「けいざい潮流」よりピックアップ:

アクションラーニングの思想は古く、20世紀初頭、米国の哲学者ジョン・デューイが、座学中心の学習に異議をとなえ、実社会や生活との関連を重視した教育がなされるべきだと主張した。問題に対処している時や解決に向けて行動している時でなく、その途中、あ…

TBSテレビ『アイチテル』(2007年4月18日)自分で占いもするエジプト人女性フィフィの話からピックアップ:

占いとはカウンセリングのようなものと思っている。 私のひいじいちゃんは(エジプトで)有名な占い師で、そんなひいじいちゃんでもコツがあって、いろいろなインチキもあって、待合室にいっぱい、いろいろな人達が座っているじゃないですか、奥さん達が占い…

東京新聞(2007年4月17日)「本音のコラム」鎌田慧よりピックアップ:

18の市の市長選で対立候補がいなくて、すでに無投票当選となった。与野党相乗り候補が、19人もいるというのも、市民の無力感をつくりだしている。武蔵村山市では、定数の20人と同じ数の立候補しかあらわれず、全員無投票当選となった。選挙民の評価を受けな…

毎日新聞(2007年4月16日)よりピックアップ:

海外日本食レストランの優良店を「推奨」する仕組みを農水省の有識者会議が提言した。認証制度には異論も多く、民間組織による推奨マーク方式に後退。優良店の世界統一基準も見送った。 (加藤秀俊):日本食の定義はまったくない。朝トーストを食べてコーヒ…

東京新聞(2007年4月15日)社説よりピックアップ:

朝鮮通信使が来日から400年。朝鮮との外交、室町時代にも活発でしたが、豊臣秀吉の治世に攻め入ったため途絶。再開したのが徳川家康。江戸250年間、日本は近隣と一度も戦争をせず、平和が保たれました。 通信使は、12回(1811年)で終りました。理由の一つは…

東京新聞(2007年4月14日)「こちら特報部」よりピックアップ:

離婚後、30日以内に生まれた子どもを前夫の子とする民法772条の改正論議。自民党内からさえ改正論が上がったにもかかわらず、政府が待ったをかけた。根拠は長勢甚遠法相の「貞操義務なり、性道徳なりを考えれば」という発言に集約される。 (by pick-up)民…

朝日新聞(2007年4月12日)よりピックアップ:

風営法改正で住民票提出を義務づけたら全国のソープランドやファッションヘルスといった性風俗店の数が昨年1年間で6割減ったことが12日、警察庁のまとめでわかった。届け出をせず営業している業者に対しては、法改正で宣伝・広告を禁止した。昨年、無届けな…

週刊金曜日(2007/4/6)横田一よりピックアップ:

山田・杉並区長は1999年、市民派をアピールして初当選したが、その後、「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書採択をはじめ、石原都知事に勝るとも劣らないタカ派的言動を続けてきた。杉並師範館で小学校の教員を独自に採用することもその一つ。出身母体の…

東京新聞(2007年4月10日)近藤卓「苦しむ子どもたち」(上)よりピックアップ:

現在の子どもたち若者たちの抱える問題のひとつは自尊感情のアンバランスから来る苦しみなのではないかと感じている。 「自分は生まれてきて良かったのだろうか」「自分は生きていて良いのだろうか」といった、問いかけという形で表面化する。 自尊感情が二…

毎日新聞(2007年4月8日)斎藤環よりピックアップ:

科学とオカルトには共通点も多い。結果には原因が先行するという因果律の体系だ。私が懸念しているのは、昨今の脳科学ブーム、スピリチュアルブームである。「脳」と「心霊」は、意外に相性が良いのではないか。まるで「科学」と「オカルト」のように。 宗教…

東京新聞(2007年3月3日)「人、街に生きる」足立四中夜間学級(5)よりピックアップ:

小泉信「夜間学級には点数による序列化や競争はない。その人の学びの要求に沿って授業を組み立てることができる」 夜間学級の特徴は、徹底した少数、習熟度別授業である。 岩波ブックレット『習熟度別指導の何が問題か』佐藤学(2004年)より: 小学校、中学…

『諸君!』(2007年5月)幻の「従軍慰安婦」を捏造した河野談話はこう直せ!(秦郁彦)よりピックアップ:

この文章で秦郁彦は、元慰安婦・李容洙の証言のブレを取り上げて、それが信用できないとしている。 また慰安婦募集の新聞広告に関して以下のように書いている。 新聞広告を眺めてみよう。募集人が民間人、行き先が軍の慰安所であることに疑問はないが、軍の…

『反ブッシュイズム2 終らない戦争』岩波ブクレットNo.601、アンドリュー・デウィット/金子勝よりピックアップ:

ほとんどの先進社会では、経済発展に伴って宗教的信仰心が薄れるものだが、米国は例外的存在だ。約60%の米国人が、宗教は彼らの生活において重要な一面であると考えている。このように考える人は、他の先進諸国では約10%、スカンジナビアのほとんどの国では…

テレビ東京(2007年3月21日)『ガイアの夜明け』(公立VS私立)よりピックアップ:

2003年に経営危機になった私立中高一貫校・郁文館は居酒屋チェーン・ワタミ社長の渡邉美樹を理事長にした。渡邉美樹は教育再生会議の委員もしている。 郁文館では競争原理と成果主義を導入した。生徒、同僚、校長、保護者、本人に教師を評価させる『360度評…

東京新聞(2007年4月5日)井上圭子「取材現場から」よりピックアップ:

「そもそも、教育再生会議の”再生”っていう言葉に疑問がある」取材で出会った教師たちは、決ってこう言う。 仮に本当に再生が必要ならば、カギとなるのは現場の教師にいかにやる気を持ってもらうかだ。だが教育再生会議にも中教審にも現場の委員はほとんどい…

東京新聞(2007年3月31日)不適格教員の排除の実態よりピックアップ:

校長 ↓ 区市町村教委 ↓ 都道府県教委 ↓ 本人、管理職、区市町村教委から話を聞き授業を観察 ↓ 判定会 ↓ 研修(10日〜1年) ↓ 審査会 ↓ (1)復帰、(2)研修継続、(3)転職、分限免職 2005年度全国で指導力不足で研修を受けた教員は506人。分限処分になった…

毎日新聞(2007年2月18日)五百旗頭真(防衛大学長)よりピックアップ:

映画『硫黄島からの手紙』(クリント・イーストウッド監督)のことから話を始めている。 硫黄島は、5日で制圧することを期していた敵将に36日の抵抗を行い、日本兵よりも米兵の死傷者の方が多い唯一の戦場。 その意味で、栗林の意図は達せられたと見える。が…

『アドルフ・ヒトラー 五つの肖像』グイド・クノップ/原書房/2004年よりピックアップ:

戦後生まれのわたしたちは、ヒトラーのしたことで責任を問われたりしない。しかしわたしたちには、忘却と抑圧と、それから拒絶に抗して心に刻むという責任がある。 わたしたちの歴史を構成する、消し去ることのできない要素である。このことを理解する者が、…

東京新聞(2007年3月31日)よりピックアップ:

文科省:高校教科書検定で、沖縄戦であった集団自決について「旧日本軍が強制したかどうかは明らかではない」として従来の姿勢を変更。 林博史(現代史):沖縄戦の当時、住民は「捕虜になるな」と軍人から繰り返し言われていた。あらかじめ手榴弾も渡されて…