2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

東京新聞(2006年11月19日)ロナルド・ドーアよりピックアップ:

個人消費の伸びが鈍化するのは当たり前。春闘も形骸化され、物分かりの良すぎる企業内組合。 法人企業統計。 一番大きい非金融企業5600企業の従業員は民間企業の全従業員の1割で、恵まれた1割だ。しかし、一人当り給料・ボーナス・福利厚生の総額は2001年か…

東京新聞(2006年11月21日)鎌田慧「本音のコラム」よりピックアップ:

本年度、5千億円の企業減税が見込まれている一方で、生活保護は500億円の削減。病気で働けなくなって、保護費の支給を申請したのに却下され、餓死した人もいる。 消費者金融の利用者は2000万人。多重債務者は200万人。自殺者が毎年3万2、3千人。消費者金融が…

東京新聞(2006年11月21日)よりピックアップ:

米、民主党のランゲル議員。「イラク戦争は低収入の家庭かマイノリティーの出身の米兵士が戦っている」とし、不公平解消のため次期議会に徴兵法案を提出する考え。「軍にすべての社会階層が加わることがベストだ」

東京新聞(2006年11月21日)よりピックアップ:

ドイツで学校襲撃事件。「自分は負け組」「仕返ししてやる」 ドイツの学制は、4年制の小学校後に進路が分かれ、大学を目指す者はギムナジウムへ、専門学校に進む者は、実科学校へ、就職する者は、基幹学校に進むのが一般的。

毎日新聞(2006年11月23日)木村健二(社会部)よりピックアップ:

都立図書館。今年度の資料費は10年前の半分以下。 03年度の地方自治法改正で図書館を含む公共施設の運営を丸ごと民間依託できるようにした「指定管理者制度」の導入。 05年度までに8自治体が図書館を民営化。今年度以降も77自治体が予定。 司書が自治体職員…

毎日新聞(2006年12月2日)「余録」よりピックアップ:

終戦直後、満州国大使が在留邦人80万人の内地送還を懇請した。しかし、外相訓令は「現地土着方針」 3度の棄民。2度目は59年に特別立法で死者扱い。3度目は帰国に道が開かれた時に帰国制限した。

NHK教育TV(2005年2月23日)『視点・論点』中山俊宏「米国における保守主義運動」からピックアップ:

米国における保守主義には異なる3つの潮流がある。(1)リバタリアニズム(自由至上主義)、計画経済に敵対、大きな政府に反対。(2)トラディショナリズム(ヨーロッパ的保守)、安定した秩序、宗教の復権。(3)アンチ・コミュニズム。 異なる3つの潮流を…

ジャーナリストの鈴木真奈実に豊田洋一がインタビューした記事(東京新聞2007/1/23)よりピックアップ:

中川昭一自民党政調会長や麻生太郎外相が核保有を議論すべきだと発言した。 米国からの核兵器供与はNPT(核拡散防止条約)第一条に違反する。 国内にある核施設と核物質を使って核兵器を作るのはNPT第二条に違反する。 核武装するには北朝鮮のようにNPTを一…

東京新聞(2006年12月6日)よりピックアップ:

世界人口1%に富4割。2%が半分以上を所有。 全体の半分の貧困層は1%の資産しか持っていない。 国連大学世界経済開発研究所(ヘルシンキ)、5日発表。

産経新聞(2007/1/22)よりピックアップ:

アメリカのディプロマ・ミル(DM、学位工場)は通学を必要としないで、人生経験に基づいて単位をあたえる。 米国では国レベルの大学の認可制はない。ハワイ州やカリフォルニア州では消費者保護局に「株式会社◯◯大学」と登記し、一定の条件を満たせば学位を発…

毎日新聞(2006年12月8日)高尾具成「記者の目」よりピックアップ:

HIV感染とブッシュ政権。 GGR(グローバルギャグルール)=口封じ。 米国国外の団体が人工妊娠中絶に関して活動した場合、米国からの資金援助が凍結される。 84年にレーガンが導入、93年にクリントンが撤回、2001年にブッシュが再導入。エイズ救済緊急計画も禁…

『世界、2007年1月』佐藤優・柄谷行人「国家・ナショナリズム・帝国主義」よりピックアップ:

(柄谷) 120年前をふりかえると、カントの理念にもとづく平和運動が出てきたことに気づきます。実は、日本で最初の反戦・平和運動をやったのは、25歳で自殺した詩人、北村透谷です。彼は、そのために雑誌を出し、カントの「永遠平和のために」を引用していま…

筒井清忠の『昭和期日本の構造』(講談社学術文庫/1996)よりピックアップ:

東条英機中佐(当時)も参加した木曜会(1928年3月1日)で、「将来戦争」について有力な原因を根本博少佐が報告しています: 「草は原始地では同一種類のものが繁茂し他種の草の介在を許さない。その草が衰えかけると隣の草が漸次侵蝕してくる。民族の将来も…

東京新聞(2006年12月13日)よりピックアップ:

米国に亡命中のカルーギン氏。ロシア政府機関の高級官僚3500人のうち旧KGB出身は77%に上る可能性。ロシアでの毒殺研究の源流はレーニンが反革命勢力壊滅を目的に創設した秘密警察「チェカー」が政敵暗殺を目的に毒物の研究を開始。

東京新聞(2007/1/14)藤本由香里のコラムからピックアップ:

2007年度から、0−2歳児の児童手当が現行の5千円(第一子・第二子)から1万円に増額されることが決定されている。しかし昨年末に、生活保護費の母子加算の撤廃が発表された。 もしかして、これは「子供は産んでほしい。でも必ず両親そろってね」ということ…

南海先生の主張よりピックアップ:

【クイズ】次ぎの文章はいつ頃書かれたものでしょうか? たとえば、中国などは、その風俗、風習から言っても、その文物、品格から言っても、また地理的に言っても、アジアの小国としてはいつもこれと友好関係をあつく、強くすべきで、たがいに恨みをおしつけ…

『フォッグ・オブ・ウォー:マクナマラ元米国防長官の告白』(DVD版)SONY PICTURES CLASSICSよりピックアップ:

1945年3月私はグアムでルメイの指揮下にいた。一晩で子供を含む10万人の東京の市民を焼き殺したのだ。私自身ある意味で計画を立案した組織の一員だった。 (焼夷弾という選択はどこから来たのですか?)問題は焼夷弾の是非ではない。戦争で勝つためなら一晩…

月刊現代(2005年9月)NHKのETV特集「問われる戦時性暴力」に中川昭一や安倍晋三が政治介入した事件に関する魚住昭の記事からピックアップ:

歴史家の秦郁彦・日大教授(当時)が二度も登場し、「一事不再理という法の原則から言うと、東京裁判で裁かれたものをもう一回裁くというのは法常識に絶した話だ」などと法廷の欠陥を強調した。 (by pick-up)裁判というのは強制力があって始めて意味を持つ…

『中央公論』(2006年10月号)「昭和戦争」に自らの手で決着を付けよう(渡邉恒雄)よりピックアップ:

本格的特攻隊編制の命令を最初に出したのは、大西瀧治郎中将だと言われる。大西中将は、敗戦後自宅で割腹し、介錯を拒み、15時間のたうち回って苦しみ死んだ。 彼は幕僚たちの提議したこの残虐非道な作戦を決するまで1年あまり躊躇し、実行にあたっては、「…

東京新聞(2006年11月14日)瀬木慎一よりピックアップ:

バブル経済時に買い漁った名画も史上最高価格13点中の6点まであったなかで残っているのはゴッホの「ひまわり」だけ。バブル崩壊後に買い上げなどを提言したが政府も企業も聞いてくれませんでした。

放送大学『日本政治史('03)第7回』御厨貴よりピックアップ:

東條内閣に続いて成立した小磯・米内内閣は和平工作をするがうまくいかず、終戦にたいするステップとして木戸内大臣が始めたのが重臣が個別に天皇に意見をいうということ。近衞文麿は近衛上奏文を提示した: 日本の敗戦で共産革命がおきる。すでに少壮軍人の…

武谷三男『罪つくりな科学』青春出版社、1998年よりピックアップ:

飛び級とかなんとかいう制度が始まりました。すぐれた人材が育つのか、私はおおいに疑問です。すぐれた人には、二つのタイプがあります。いかにもできるタイプと、一見とろくて「へんなやつ」です。 アインシュタインなどは非常にとろくて、口がきけるように…