2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

東京新聞(2007年6月28日)よりピックアップ:

民主党の細野豪志衆院議員が記者会見。社会保険庁改革関連法案が成立した場合、特殊法人として創設される「日本年金機構」の職員給与が、国家公務員より高水準になる可能性があると指摘した。 2005年度の特殊法人職員の給与水準(研究職などを除く)が国家公…

TBSラジオ(2007年6月19日)『ニュースさかさ眼鏡』よりピックアップ:

小西克哉と小松正之の対談 (小松):漁業者が戦後直後(昭和24年)は100万人以上いたんですね。現在は、22万人に減ってしまいました。半分は60歳以上の高齢者で、年間1万人以上減っています。 農林大臣が許可する大きめの漁船が昭和30年代は1500隻ぐらいづ…

週刊金曜日(2007/6/22)立山学「JRの駅員のいないホームにひそむ危険」よりピックアップ:

JR神田駅で、5月25日、電車にベビーカーがひきずられ、生後4カ月の幼児の命が失われる寸前の事故が発生した。このホームには駅員がいなかった。 国鉄改革成功論の根拠として、政府は、国会答弁でも「国鉄からJRに変って、サービスが向上した」と強調してきた…

『科学』(2007年5月号)特集《競争》にさらされる大学よりピックアップ:

池内了・苅谷剛彦「果たして大学は”役たたず”だったのか」 (池内):法人化によって国立大学法人に困難な状況が、とくに財政面での締めつけによって生じています。 (苅谷):もともと日本の大学は、市場化されている部分が大きい。法人化は、そこに輪をか…

朝日新聞(2007年6月19日)よりピックアップ:

19日、政府は07年版「男女共同参画白書」を閣議決定した。 日本の女性の国会議員の割合は12カ国中11位だった。06年度の女性国会議員の割合は、スウェーデン47.3%、ノルウェー37.9%、ドイツ31.6%、…、日本9.4%、マレーシア8.9%だった(二院制の場合は下院のみ…

東京新聞(2007年6月22日)「こちら特報部」よりピックアップ:

日本の事件の取り調べや難民認定制度のあり方に、国連の拷問禁止委員会がレッドカードを突きつけた。 先月、ジュネーブで日本の報告書を審査した同委員会。「人権を守るという価値観が日本にはないのか」。委員からは、こんなつぶやきも。 相次ぐ冤罪、杜撰…

東京新聞(2007年6月19日)「こちら特報部」よりピックアップ:

長勢甚遠法相の問題 (1)NPO法人などの名誉職を首相への届け出なしに兼務し、これが大臣規範に抵触。 (2)実家の建物が死亡した祖父名義で登記されている。 (3)統一教会系団体の催しに祝電。 (4)松岡前農相自殺後、安倍晋三首相が松岡氏に緑資源機構談合事件の…

朝日新聞(2007年6月15日)加来由子よりピックアップ:

『日本』の読み方。 国語学者の大野晋さんは「ニホンとニッポンのことを考えるには、ハ・ヒ・フ・ヘ・ホの音が、平安朝のころからp→f→hと日本内部で変わってきたことを知る必要がある」という。 室町時代には「nifon」と「nippon」と両方ある…

朝日新聞(2007年6月14日)「窓」よりピックアップ:

米英の市民組織「イラク・ボディーカウント」の集計によると、今年3月までの1年間で、米英主導の多国籍軍に殺された民間人は536人いる。 平和と復興を掲げる外国軍が一年間に500人以上の民間人を殺している。誤射、誤爆が多く、それも問題だが、「処刑」「虐…

読売新聞(2007年6月12日)よりピックアップ:

1週間の労働時間が50時間以上の割合(2004年国際労働機関調べ) 日本 28.1%英国 15.5%ベルギー 3.8%オランダ 1.4%

東京新聞(2007年6月12日)島園進よりピックアップ:

オウム事件を経ることによって、一時はあれほど危ぶまれたかに思えた超常現象ブームや霊界ものが、これほどあっさりと復権し、流行現象として商業的に利用されるのは問題ではないか。 メディアや著名人が新たな「軽信の文化」を育てるのに加担しているのでは…

東京新聞(2007年6月16日)「経済ノート」小林慶一郎よりピックアップ:

普通は、デフレは不況の結果だが、数年前から、デフレが不況の原因だという説が提唱された。デフレ脱却は、不況を終らせるために掲げられた目標だった。 ところが02年2月から景気の回復がはじまり史上最長の景気拡大が続いている。にもかかわらずデフレが終…

東京新聞(2007年6月14日)「こちら特報部」よりピックアップ:

脇田滋(労働法)「日本の派遣労働は労働法のない世界。フランス、イタリア、ドイツでは、派遣労働でも同一労働の場合、同等の待遇をするよう定めており、一定期間で正社員にする『見習雇用』としてしか派遣を認めていない。 日本は派遣法そのものが派遣先に…

東京新聞(2007年614日)よりピックアップ:

国立大学付属病院。3年後に半数近くが赤字になる見込み。収入は伸びているが、交付金が毎年削減されるため。 米学術情報会社トムソンサイエンティフィックのデータを国大協で分析したところ、法人化まで増加していた臨床医学の国際的論文掲載数は06年、ピー…

東京新聞(2007年6月7日)よりピックアップ:

米調査会社JDパワー・アンド・アソシエイツが6日発表した2007年の自動車品質調査は、トヨタ自動車の「トヨタ」ブランドが6位(昨年4位)、ホンダの高級車部門「アキュラ」が17位(10位)など、日本勢の後退が目立つ結果となった。品質改善に力を入れる欧米や…

東京新聞(2007年6月7日)よりピックアップ:

2006年中の全国の自殺者が3万2155人と1998年以来、9年連続で3万人を超えたことが、7日、警察庁の調べで分かった。学生・生徒の自殺は2.9%増の886人で1978年以来、最悪となった。

毎日新聞(2007年6月10日)からピックアップ:

フィンランドの義務教育は9年間。1学級25人以下。「なぜ」「どうして」をぶつけ合いながら学ぶ。 1992年に教科書検定を廃止。94年には国が定める学習内容を10分の1に減らした。学習内容は学校や自治体が独自に決める。 小学6年間は担任教師も代わらない。教…

毎日新聞(2007年6月10日)よりピックアップ:

「もはや信頼は崩壊した」。ウィキペディアの共同創設者だったラリー・サンガーは今年3月新たなオンライン百科事典「シチズンディウム」を立ち上げた。各分野の専門家ら1800人がボランティアで参加し、実名で記事をまとめる。サンガーさんは語った「匿名を認…

小森陽一『世紀末の予言者・夏目漱石』講談社/1999年よりピックアップ:

「私の個人主義」という講演が1914年に行われた、という歴史的事実をあらためてここで想い起こしておきたい。 重要なのは、第一次世界大戦下において、日本の中国に対するあからさまな侵略が、ドイツに対する怨恨的ナショナリズムを復活させながら正当化され…

日本テレビ(2007年6月6日)報道番組『ZERO』よりピックアップ:

共産党は自衛隊のイラク派遣デモなどをの市民運動を陸上自衛隊の情報保全隊が詳細に記録していた内部文書を公開した。 志位委員長は自衛隊のこのような活動は法律違反だ、と中止を求めた。これに対して久間防衛相は、 「文書が本物かどうかわからない」「隊…

東京新聞(2006年12月6日)「大波小波」(雨蛙)よりピックアップ:

デヴィッド・グレ−バ−『アナ−キスト人類学のための断章』(以文社)。巨大な国家に帰属せず、少人数だけで平和に存続してきた社会。アマゾンやマダガスカル。共産主義が労働賃金の上昇を求めるなら、アナ−キズムは同じ賃金でより多い余暇を求めるのだ。 東京…

週刊金曜日(2006年11月24日)”中国「遺棄化学兵器」をめぐる『正論』のデマ”(歩平)よりピックアップ:

日本は第二次大戦中に唯一実戦に化学兵器を使用した国。しかも日本は第一次大戦前から、化学兵器の使用禁止を宣言した四条約を批准しているにもかかわらずだ。そのため使用した後ろめたさから、軍は戦中のみならず敗戦後も化学兵器に関する秘密保持を命令し…

週刊金曜日(2006年11月24日)アンドリュー・デウィット『経済私考』よりピックアップ:

エンロンの幹部たちは、はじめから悪徳経営者だったわけではない。やや倫理に反した行動が多くの報酬をもたらすことを発見してしまい… プログラマーのストールマンのGNU宣言はUnix互換のソフトウェアーを開発して、ソフトウェアーを配布する自由と変更する自…

東京新聞(2006年12月27日)「放射線」伊勢崎賢治よりピックアップ:

「非戦主義」が発言権を得るには、血と同等の"覚悟"が必要だ。つまり、攻撃で都市ひとつが壊滅したくらいで非戦の信念は揺るがないという冷酷な"覚悟"だ。日本人に自らの肉を斬って見せる凄味がないと、非戦主義は、窮極の防衛力とはならない。 (by pick-up…

東京新聞(2006年12月24日)よりピックアップ:

23日づけ英紙ガーディアンによれば1000人に電話調査して、英国人の82%が「宗教によって社会の分断と緊張が高まっている」と考えている。「緊張が緩和している」と考えているのが16%だった。 英国について3人に2人が「多信仰の信心深い国」と答えたが、自分に…

毎日新聞(2006年12月23日)岩見隆夫よりピックアップ:

藤井裕久が聞いた田中角栄の言葉。 「戦争知っているやつが世の中の中心である限り、日本は安全だ。戦争を知らないやつが出てきて、日本の中核になったとき、怖いなあ」

東京新聞(2006年12月20日)「放射線」伊勢崎賢治よりピックアップ:

『PKOぐらいなら、そもそも中立な存在だし、戦闘に巻き込まれることもなく、日本にもできそうだ』関係者がこんな認識を持っているとしたら心許ない。 PKO兵士が市街戦で立ち往生した子供たちを確保したら、子供兵士に撃たれた。停戦合意で派遣された部隊が捕…

東京新聞(2006年12月20日)よりピックアップ:

「男女七歳にして席を同じうせず」の席の意味は本当は布団のこと。日本では誤読して男女別学級が作られた。

朝日新聞(2006年12月19日)よりピックアップ:

1959〜69年、日本で、両手足の短い赤ちゃん約300人生まれ、母親が服用した睡眠薬サリドマイド剤の影響が疑われた。 被害者が国と製薬会社に起こした訴訟で統計学者吉村功は71年、東京地裁で被害者側証人として法廷に立ったが、その2年前、ある国立大の教授が…

現代思想(2007年4月)「教育と心性操作」佐々木賢よりピックアップ:

為政者は隠し事をもっている時に、国民の心性操作をした。国民が他国の被害者であることを訴え、国民に「敵」を示した。事を単純化し、同じ文句を繰りかえし、そのことばが国民の心性に定着することに専心した。 ヒットラーは「教育」「指導」「啓発」の語が…