週刊金曜日(2006年11月24日)”中国「遺棄化学兵器」をめぐる『正論』のデマ”(歩平)よりピックアップ:

日本は第二次大戦中に唯一実戦に化学兵器を使用した国。しかも日本は第一次大戦前から、化学兵器の使用禁止を宣言した四条約を批准しているにもかかわらずだ。そのため使用した後ろめたさから、軍は戦中のみならず敗戦後も化学兵器に関する秘密保持を命令し、使用した証拠を隠した。つまり旧軍は「恥じる必要」を感じていたのであって、この点が理解できないから水間氏の化学兵器遺棄問題についての誤った認識が生じている。