東京新聞(2006年11月21日)鎌田慧「本音のコラム」よりピックアップ:

本年度、5千億円の企業減税が見込まれている一方で、生活保護は500億円の削減。病気で働けなくなって、保護費の支給を申請したのに却下され、餓死した人もいる。


消費者金融の利用者は2000万人。多重債務者は200万人。自殺者が毎年3万2、3千人。消費者金融が受けとった死亡保険金のうち1割が自殺者のものだ。


今月、私は集会で、一億総フリーター時代をつくった労働者派遣法の廃止を訴えた。