東京新聞(2007年4月17日)「けいざい潮流」よりピックアップ:

アクションラーニングの思想は古く、20世紀初頭、米国の哲学者ジョン・デューイが、座学中心の学習に異議をとなえ、実社会や生活との関連を重視した教育がなされるべきだと主張した。問題に対処している時や解決に向けて行動している時でなく、その途中、あるいはその後に自らを振り返り、自らの行動や判断について内省したときに人は学ぶということを前提にしている。成長は自分の言動を考える時間をもったときに起こるのである。