東京新聞(2007年4月17日)「本音のコラム」鎌田慧よりピックアップ:

18の市の市長選で対立候補がいなくて、すでに無投票当選となった。与野党相乗り候補が、19人もいるというのも、市民の無力感をつくりだしている。武蔵村山市では、定数の20人と同じ数の立候補しかあらわれず、全員無投票当選となった。選挙民の評価を受けない市会議員は、全国で151人もいる、という。この社会の劣化はとめどない。