東京新聞(2007年12月21日)「こちら特報部」よりピックアップ:

都がホームレス対策として打ち出した「地域生活移行支援事業」。アパートを一定期間提供し、その間に自立を促すという事業だ。


「将来の爆弾を抱えた片道切符」と報じたが、ほぼ的中している。


「表向きはホームレス対策を掲げつつ、公園美化が目的だった」(張学練弁護士)。


なぜ、路上生活者対策用の施設が嫌われるのか。「災害地の体育館に近い。1つのフロアに20人以上。カーテンで仕切られるだけ」


後藤浩二氏は、路上生活者の数が減ったという都の見解にも疑問を抱く。「数は小屋など目に見えるものからの推計。見えなくなった実態は数えない。流民化した路上生活者が増えている」