NHK総合テレビ(2007年11月9日)「特報首都圏」よりピックアップ:

結核は閉じられた空間で一定期間患者と一緒にいると空気感染する。対策の難しい新しい感染ルートができた。


低賃金のために健康保険に入れないし家もない派遣労働者が、結核を抱えたままサウナやネットカフェやファストフード店で寝泊まりしている。アルバイト店員や客に結核が感染した。店員の通学する学校にも感染した。


「生活を支える上では仕事をこなすことが第一になってしまうので健康管理は二の次になってしまう」(派遣労働者


「社会的弱者が共に過ごす空間で結核の感染が起こっていることが示唆された。ほかでも同じ事が起こっている可能性は十分あると思う」(結核研究所・大角晃弘研究員)


全ての薬が効かない結核菌が出てきた。治癒率は30%。


TBSラジオ(2007年11月1日)「ニュースさかさ眼鏡」よりピックアップ:


小西克哉と須田慎一郎の対談:

(須田慎一郎)輸出関連企業は非常にいいんですね。例えば東芝なんて中間決算が出ましたけども、バブル期の十倍の利益を上げているところもあるんです。人件費を上げないとか、納入業者・下請業者の単価を上げないとか。


適切な利益配分をしないで、自分たちだけ儲かる構造を作ってしまっているんですね。正社員のクビを切って派遣労働者を使うとか、下請の単価を下げるとかやり続けているというわけですね。


小西克哉)利益は還元してないですね。どこへ行くんですか?


(須田慎一郎)彼らの言分は一緒でしてね、これから厳しい国際競争にさらされていく。そのお金を使って設備投資をするとか、最新鋭の工場を作るとか機械を導入するとか言うんですね。


内需が冷え込んでいくんですよ。結果的に自分たちの首を締めることになる。なぜ大企業の経営者が気が付かないのか不思議でならないですね。