東京新聞(2007年12月19日)「放射線」藤川洋子よりピックアップ:

…なぜもっと早く保護してやれなかったのか、児童自立支援施設の多くはガラガラなのに、と考え込んでしまう。


「夫婦小舎制」という温かい雰囲気の中、虐待を受けたり触法行為があったりする子どもを、運動や芸術を通してやる気のある子どもに変える名手である。


わが国では「子どもを施設に入れるのはかわいそう」という意識が根強い。偏見のために子どもが放置されているとしたら、本末転倒だと思う。