東京新聞(2007年11月22日)「試される憲法」中島岳志よりピックアップ:

憲法を改正すべきだと考える若者が多いといわれるが、そういう若者にとって、憲法9条は「欺まんだ」と映るのでしょう。


私も以前は、現実に合わせて改憲すべきだと思っていました。しかし、自衛隊イラクに派遣されたことで、集団的自衛権を無限定に認める形の改正は、絶対に避けるべきだと考えを改めました。


現状では、9条を維持することで米国追随に歯止めをかけることこそが、現実路線といえるのではないでしょうか。