東京新聞(2007年11月5日)よりピックアップ:


民主党代表・小沢一郎自民党との大連立を交渉した結果、辞任発言したときの発表文書から:

民主党はいまだ、さまざまな面で力量が不足しており、国民の皆さまからも「自民党は駄目だが、民主党も本当に政権担当能力があるのか」という疑問が提起され続け、次期総選挙での勝利は厳しい情勢にあります。

(by pick-up)小沢一郎は1969年に初当選して、自民党の幹部にもなったが、1993年に新生党を結成し、細川連立政権に参加した。94年に新進党を結成し、97年に解党、98年に自由党を結成し、99年に自民・自由連立政権を担った。しかし、2000年には連立政権から離脱し、2003年に民主党と合併した。


小沢一郎の主義主張に関する賛否とは無関係に、私の彼に関する評価は以前から「常に失敗してきた政治家」であった。自分の言動が、他の人間にどういう反応をもたらすか、人心を推量する能力に欠けている。政治家として重要な能力がないのである。


だから、政党の代表として絶対に言ってはいけないようなことを平気で発言している。その例がピックアップした発言である。


自民党にも、政治家としての能力がないことをさらけ出した国会議員がいる。加藤紘一である。森喜朗政権の不信任決議案が出たときに賛成するような言動をしたにもかかわらず日和見したために自分の派閥の分裂に至ってしまった。