東京新聞(2007年3月29日)谷口将紀「放射線」よりピックアップ:

今回各紙が報じた内閣支持率は各紙で相当開きがある。ある記者に尋ねたら、理由は二つあるそうだ。まず、「支持する」「しない」に加えて、「関心がない」など第三の選択肢を提示するかどうかで、数字が変わってくる。


また、調査員が直接訪問して質問する方法だと、各社のカラーに合わせた回答が多くなる。逆に電話調査の場合、なかなか繋がらなかったり、加入電話から携帯電話に移行する人が増えているといった問題がある。


同じ社の時系列的な変化についても注意が必要である。限られた標本を調べるにすぎず誤差が生じる。