TBSラジオ(2007年9月13日)「デイキャッチプロファイリング」よりピックアップ:



山田五郎

…二言目には相撲は国技というので、調べてみた。相撲協会に国技か、電話してみた。「国技と称されているという見解です」と。国技と決めた法律はない。相撲協会を管轄する文部科学省も国技と認めた訳ではない。


明治42年に、後に両国国技館になる建物をたてたときに、案内状に作家が「相撲は(伝統的なという意味で)国技」と書いた。それで建物が両国国技館になり、国技館でやっているから「相撲は国技」ということになった。


ところが、財団法人日本相撲協会のホームページを見ると、目的と運営には「我国固有の国技である相撲道を研究し」と書いてある。この辺のあやふやなところが問題を面倒臭くしている。運営は近代化すべきだ。

(by pick-up)相撲には興味がない。変な建前も嫌い。横綱の資格も変。人間性がそんなに重要なら、昔のように現役は横綱にすべきではないだろう。横綱になると降格できず、ちょっと敗けると辞めざるをえなくなるのも不合理。