東京新聞(2007/3/22)青山昌(みずほ証券アナリスト)よりピックアップ:

国内の自殺者は年間3万人。人口10万人当たりの自殺者数は2005年で24人を越えている。失業者が4%を越えた1998年に自殺率は急上昇した。問題は、その後、景気は回復しているのに自殺率が下っていないことだ。


WHO加盟国のデータで比較しても、日本は8番目に高く、先進7カ国では1位だ。格差の拡大を示唆している可能性がある。雇用の柔軟性が低く、失業すると、次の職を見つけにくい。世界第2位の経済大国が自殺大国でもあるというのは問題だと思う。