東京新聞(2007/3/22)浜矩子よりピックアップ:

ただ同然のコストで借りた日本円を高金利通貨に換えて運用する「円キャリートレード」。日本の景気は異常なつっかえ棒に支えられてきた。1つは超低金利、その2が超円安。超低金利から円安が枝分かれした。この2つの異常があればこそ、輸出主導と株高が売りものの景気展開が可能になった。日本から金が出て行き続ければ、雪崩の元となっていく。