東京新聞(2007/3/18)「私が正しい!」小川敏夫(民主)vs中山泰秀(自民)のうち小川敏夫の発言からピックアップ:

河野談話の見直しは必要か]
政府がきちんと調査して旧日本軍の関与が明らかになり、それを基に謝罪しているものをなぜ見直すのか。反省を徹底することが本来の筋であり、「反省すべき事実がなかった」というのはおかしい。


[強制したという事実自体に異論が出ている]
あくまで業者が主体となって慰安婦を集めたが、軍も直接加担した。軍に逆らうことは実際上できないだろうから、強制と判断されてもしょうがない。


[首相は広義の強制は認めつつ、狭義の強制には否定的だ]
広義も狭義もない。河野談話には官憲が立ち入って無理やり引っ張ったなんて書いてない。首相は立場上、正面から否定できないから狭義の強制性という定義を作り上げた。それはヘ理窟で、通用しない。