東京新聞(2007年3月11日)「こちら特報部」よりピックアップ:

菊地洋一(元原発技術者)の話

「国や電力会社はチェルノブイリ事故のようなアクシデントは起こらないと信じているが、安全な原発を造れるほど技術は進んでいない。金属の腐食ひとつとってもよく分ってないんです」


技術者の意向を尊重せず、最後は政治的な判断を優先する世界。事故があっても「現場の責任者止まりで、経営者までいかない。罰則も甘すぎる」


定期検査での改ざんなどについては「怒られるのが嫌で、下請けが隠す。電力会社も知らなかった不正が多いのではないか」


「電力会社が関与していたのなら、運転資格をはく奪しなければならない」


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