毎日新聞(2007年2月26日夕刊)よりピックアップ:

伊吹文明文部科学相)は25日、長崎県長与町自民党支部大会で「人権だけを食べ過ぎれば、日本社会は人権メタボリック症候群になる」と発言した。


大和民族がずっと日本の国を統治してきたのは歴史的に間違いのない事実。極めて同質な国」などと述べた。「権利と自由だけを振り回している社会はいずれだめになる。これが今回の教育基本法改正の一番のポイント」と持論を展開した。

http://ffeck.tsuchigumo.com/kyouiku-kihonhou.html


(by pick-up)伊吹文明が言いたいことを補足しよう…子供の精神を鍛えるために「いじめ」を盛んにしよう。奴隷になれるようにサービス残業を増やして「会社奉仕」しよう。警察の取り調べは伝統的な拷問をもっと使おう。デモに参加して政府に反対する人間は微罪をこじつけてもっと逮捕しよう。生活保護はやめよう。ホームレスは襲撃しよう。中国人は研修という名目でもっと安くこき使おう。刑事裁判の有罪率を現在の99.7%(99.8%)から100%にして裁判を省略しよう。『人権』はバターのような動物性脂肪であるから腸の長い大和民族には必要ない。



放送大学(2007年1月19日)『考古学と歴史('04)』
第15回「もう二つの日本文化」(藤本強)よりピックアップ:

【三つの文化】

  • 日本列島には少なくとも200年ほど前までは、北と南の文化に代表されるような中の文化とは異なった文化と社会があった。
  • 単一民族、単一国家とは呼べない様相で、ボカシの地域を含め多彩な社会があった。中の文化・社会も単一ではなく多様であった。
  • 近代以降これを否定的に捉える風潮が加速した。多様な在り方を再考する必要があろう。


(by pick-up)歴史をねつ造して、人権を否定する伊吹文明とは何と『文明的』な文部科学大臣であろうか。