東京新聞(2007/2/9)「こちら特報部」よりピックアップ:

厚生労働省エイズ動向委員会の速報値によると、2006年に報告されたHIV感染者は過去最多。


ジャーナリスト北丸雄二氏は「一般的広報活動に効果は期待できない」とし、学校教育に予防啓発を導入するよう訴える。「米国では80年代から90年代初め、啓発を学校教育に組み込むことで感染をおさえこむことに成功した」


日本では、ここ数年、安部晋三や側近による「行き過ぎた性教育ジェンダー教育反対」キャンペーンが日の丸・君が代の事実上の義務化とも絡み、吹き荒れてきた。北丸氏は「90年代には学校で性教育エイズ予防を一体に取り組んだ時期もあった。だが、教師たちも圧力でいま、委縮している」と指摘する。


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