東京新聞(2007年10月12日)「こちら特報部」よりピックアップ:

ミャンマー情勢が緊迫し、世界の耳目を集める中、東京高裁で9月下旬、先進国としての国際認識を疑われかねない不可解な判決が2件相次いだ。


いずれも東京地裁で難民と認定されていたミャンマー人に対し、帰国しても迫害を受ける可能性が低いとして一審判決を破棄したものだ。


丸腰の外国人ジャーナリストを銃殺する軍政下に、民主化活動を続けるミャンマー人を戻しても構わないとする高裁の国際センスとは…。(鈴木伸幸)