『週刊金曜日』(2007年7月27日)よりピックアップ:

無料化も含め高速道路の問題を市民レベルで考える団体「フリーウェイクラブ」の勉強会に出席しただけで「共謀共同正犯」で昨年11月15日に逮捕され119日間勾留された江戸川区議の田中けん氏のインタビュー記事。

(田中)当日、勉強会で話したのは、国政における高速道路問題の取り上げ方というようなテーマでした。


(聞き手)無料通行には一言も触れてはいませんね。


(田中)ところが、警察や検察は「決意」という言葉尻を捉えて「無料通行をすることだろう」と。しかも会が「組織犯罪だ」と何度も言われました。世の中には市民団体はいくらでもあると思いますが、すべて犯罪予備軍みたいな括り方をしているのかな。


(田中)私の発言が影響してその女性が「無料通行」を始めたという可能性は、ほとんどゼロだと思っています。


(聞き手)本人は別に罪も犯していないのに「話しあっただけで逮捕される」という、法務省や警察が成立を狙っている共謀罪とまったく同じ構造です。

(by pick-up)異常さを増している警察。この事例は、本格的ファシズムへの練習なのかもしれない。