東京新聞(2007年4月28日)よりピックアップ:

教育再生会議の学校再生分科会で、海老名香葉子委員が「教育現場での戦前の徳目、修身、道徳の復活を」などと発言、徳育を正式教科とすることで合意した。


だが、戦後「修身科」が廃止されたのは、戦前に教育勅語の徹底の場となり、”臣民”づくりにつながった反省からだ。その経緯から1958年に始まった「道徳の時間」は教科として扱われてこなかった。

(by pick-up)海老名香葉子が戦争中に悲惨な体験をしたり、戦後は林家三平の妻、林家こぶ平などの母として頑張ってきたという話は聞いている。だが、それと海老名香葉子の社会的発言が妥当であるかどうかは無関係である。海老名香葉子が戦前の修身教育体制を復活させようというなら、息子の脱税の件を持ちださない訳にはいかないだろう。