TBSラジオ(2007年10月18日)月尾嘉男よりピックアップ:

長期的には人口が減少するので予算も縮小せざるを得ない。既に始まっている分野が建設分野。


官民合わせた建設費用は1990年に81兆円で頂点だった。2000年には66兆円。2005年には51兆円。


財政のプライマリーバランスがよくなるかというと、そうはいかない。たとえば今まで作った道路の維持補修費用は増えていく。


建設経済研究所が予測している。1990年には、官民の建設予算のうち維持補修の比率は13%だった。2000年には20%になり、2010年の予測は49%である。2020年には58%になる。


2月に国土交通省が橋の掛替えを検討しなければいけないものの比率を発表した。2006年は6%だった。2016年には2割、2026年には47%が掛替えなければならない。

(by pick-up)建物を作るときには、メンテナンスや災害や再生について考慮すべきなんだ。