東京新聞(2007年5月20日)「時代を読む」ロナルド・ドーアよりピックアップ:

今月1日に企業の三角合併が解禁された。日本に(ペーパーカンパニーでも)子会社を持っている外国の大企業が、自分の株式を対価として日本の企業を買い取ることができるようになった。


喜ぶ人は3種類いるだろう。(1)金融業、(2)市場原理主義者、(3)アメリカさんを怒らせることは最大の罪悪だと思っている政治家。


(日本の大企業は)まだ、米国より従業員を大事にしている方である。米国の経営者の目で見れば、買いやすい。買って、人件費を圧縮し、米国並みの収益率を出すようにすれば、かなり儲けを見込む事ができる。