朝日新聞(2007/2/20)「経済気象台」(遠雷)よりピックアップ:

経団連のビジョン「希望の国、日本」は、「美徳や公徳心は愛国心という肥沃な大地から萌え出る」と強調する。


国旗や国歌に対する意識を見ると、米国や中国の高校生の過半が誇り・親しみ・愛着など肯定的な気持を抱いているのに日本はそうでないことを指摘し、「自らの国を愛する心がなければ、他国の国民感情を理解し、尊重する心は生まれない」と結論づける。


はて、なにゆえ中国や米国が、「他国の国民感情を理解し尊重する」国のモデルとされるのか。


企業や経営者の倫理などとなると、寡黙といえるほど言葉が少ないのはなぜか。