TBSテレビ(2007年6月27日)『NEWS23』よりピックアップ:

日本で使われる割りばしの9割は中国から。黒竜江省の工場は1980年代につくられたが、設備はすべて日本からの輸入品。日本人は白い割りばしを好むので、いかにして白くできるかに力を入れる。


日本産の割りばしは1膳2円から5円。中国産の割りばしは1膳50銭から1円。国内産地は切り捨てられ中国に生産拠点が移された。日本の割りばし工場は1社だけ。


中国政府は森林の資源保護のため伐採の制限を始めた。住宅建設ラッシュで木材需要が増えている。ロシアから木材を輸入して対応している。


桂林で作られる竹の割りばしは亜硫酸塩で漂白される。生産工程を見ると漂白剤を洗い流す工程がない。工場にある梱包用ダンボール箱には『防カビ剤等の薬品は一切使用していません』と印刷されている。中国の関係者は日本の買い付け業者が持って来た箱で私たちが作ったものではないと。


日本の買い付け業者が白くて、コストの低いものを求める。コスト削減のため一部が国の規定に従わず違法な漂白剤を使って処理する業者もいる。中国の割りばし協会の人は、「安くなることが必ずしもいいことではない」と言う。


(by pick-up)割りばしは間伐材で作るべきものだ!輸入なんかすべきものではない。