東京新聞(2007年10月28日)よりピックアップ:

地球上にすむ霊長類394種のうち、約30%に絶滅の危機が迫っているとの報告書を、国際自然保護連合などの専門家チームが発表した。

東京新聞(2007年10月28日)よりピックアップ:

沖縄戦を巡る教科書検定問題で、執筆者の高校教諭・坂本昇さん: 「検定意見がおかしいなどと言えば、調査官は『議論する場ではない』と話を終らせてしまう」 制度上、教科書発行者が意見申立書を出すこともできるが「文科省が刑事事件の検事と裁判官の両方…

東京新聞(2007年10月26日)「こちら特報部」よりピックアップ:

特報部が提案する役人にだまされない方法: (1)薬害のような人為的被害は、税金で被害者に賠償したうえ、担当の官僚から国に賠償させる。 (2)役所の不手際、不祥事、違法行為を発見し、役所に報告もしくは世間に「告発」した官僚を人事や待遇で優遇し、…

東京新聞(2007年10月25日)よりピックアップ:

文科省は24日、全国学力テストの結果を発表した。経済的事情から就学援助を受けている児童生徒の割合が高い学校で、正答率が低い傾向。 不参加の犬山市・瀬見井久教育長: 教育活動の改善に役立つ評価は、子どもと互いに顔の見える学校が主体で行うべきで、…

東京新聞(2007年10月25日)「大波小波」(支流)よりピックアップ:

小田実の遺著が『中流の復興』(NHK出版)だったことを私たちは忘れまい。大金持ちは本質的に故国をもたない。税率次第で居所を変えるし、国益をこえて利潤追求をするのだから。 国民国家を当分有効な枠組みとするならば、その舵取りをすべきは自立した、健…

NHK総合テレビ(2007年10月21日)NHKスペシャル「学徒兵 許されざる帰還〜陸軍特攻隊の悲劇〜」よりピックアップ:

参謀総長・梅津美治郎は体当りにより一機一艦…と言い渡した。 昭和19年、陸軍は海軍に続いて特攻隊を出撃させます。陸軍の梅津参謀は、その戦果を昭和天皇に上奏します。 「御上には後満足あらせられ御嘉賞の御言葉を賜れり」 陸軍は特攻作戦への傾斜をすす…

東京新聞(2007年10月25日)早乙女勝元よりピックアップ:

わたしがスーチーさんに会ったのは、6年もの自宅軟禁措置がやや緩和された96年春で…。 話のなかで、彼女が力説したのは、日本からの巨額のODAで、軍政へのてこ入れはやめてほしいとのことだった。 「日本政府からの援助は、軍政を助け、私たちへの抑圧をひど…

週刊金曜日(2007年10月5日)粱丞佑よりピックアップ:

新宿・歌舞伎町を撮り始めて3年目のある夜。新宿コマ劇場の前で、段ボールの上に寝ている幼い子どもを発見した。今から5年前の出来事だ。当時、一見派手な事柄を好み、追いかけ撮影していた私は、この光景にこの町の真相を見たような気がした。そして、目が…

東京新聞(2007年10月23日)「本音のコラム」鎌田慧よりピックアップ:

もしも、死刑確定後6カ月で自動的に処刑されるなら、免田栄、谷口繁春、斉藤幸夫さんなど、冤罪死刑囚は釈放されることなく、袴田巌、奥西勝さんも、とっくに処刑されていた。 折しも、お隣の韓国では、「死刑廃止国家宣布式」がおこなわれているのに、日本…

TBSラジオ(2007年10月18日)月尾嘉男よりピックアップ:

長期的には人口が減少するので予算も縮小せざるを得ない。既に始まっている分野が建設分野。 官民合わせた建設費用は1990年に81兆円で頂点だった。2000年には66兆円。2005年には51兆円。 財政のプライマリーバランスがよくなるかというと、そうはいかない。…

週刊金曜日(2007年10月19日)よりピックアップ:

斎藤貴男氏と出版元の講談社が9日、キャノンと御手洗会長から計2億円の損害賠償などを求める名誉棄損訴訟を起こされた。 こうした恫喝訴訟は「SLAPP」と呼ばれ、資力のある大企業などが、資力に劣る個人などからの批判を封じ込めるため、金銭的、時間的に過…

東京新聞(2007年10月21日)「時代を読む」ロナルド・ドーアよりピックアップ:

サッチャー政権以来の新自由主義的、市場主義的改革は、1997年に天下を取った労働党も「逆戻し」不可能と判断した。 賃金水準は労働市場における需要・供給のバランスに任せると、働いても働いても、生活保護水準の収入にしかならない。 英国の主要な対策と…

東京新聞(2007年10月20日)「こちら特報部」よりピックアップ:

山本唯人(東京大空襲・戦災資料センター)は「米軍の空襲は日本本土だけでなく、中国大陸全体を見据えた作戦の一部だった。太平洋戦争を日中戦争の流れの中でとらえないと、末期の日本空襲の意味も分からない」と指摘。

週刊文春(2007年8月16日・23日)よりピックアップ:

リリィ:1952年生まれ。「私は泣いています」(1974年)で一世を風靡。 当時ハスキーヴォイスなんていわれたけど、喉荒れてただけなんです。随分とお酒を飲みまして…。 私の印象でいうとね。昔は今より社会からの圧力のようなものがなかった。少し前の時代の…

放送大学(2007年10月16日)「企業統治と企業倫理」吉森賢(第3回;企業は誰のものか)よりピックアップ:

米国の学者へのインタビューから: …その後、彼らも分かりました。短期的には良いかもしれないが、長期的には従業員士気の低下や顧客満足度の低下をきたすという結論に至ったのです。日米の経営者が次の点で一致することになります。 「われわれは株主価値も…

東京新聞(2007年10月17日)「こちら特報部」よりピックアップ:

民間資本などを活用するPFI方式で開業した全国初の公立病院「高知医療センター」で汚職事件が摘発されてから1カ月。 構造改革による医療分野の規制緩和の目玉となるはずだったが、早くも「失敗だった」との声も。病院が赤字でも、参入企業が潤う歪んだ構図も…

毎日新聞(2007年10月16日)よりピックアップ:

(半藤一利) 今、言論に対する圧迫、特にテレビへの当局の圧力はすさまじい。 教育も変わりました。教育基本法が変わりましたから。 実行されるテロが多いわけではありませんけれども、脅しというテロがあります。 ナショナリスティックになっています。孤…

東京新聞(2007年10月9日)よりピックアップ:

小学校4年〜中学1年の一般児童・生徒738人に、医師が面接して診断した北海道大学研究チームの調査で、うつ病と、そううつ病の有病率が計4.2%に上ったことが8日、分かった。

NHK総合テレビ(2007年10月日)「証言記録/マニラ市街戦/死者12万 焦土への1カ月」よりピックアップ:

陸軍の山下奉文大将は100万人が住む首都マニラを放棄してルソン島山中で持久戦をしようとしていた。しかし、海軍はマニラ湾放棄に反対した。沈没した艦船の乗組員、負傷者、民間人などを集めて防衛部隊を作った。陸軍の部隊を加え2万4000人。 1945年1月アメ…

東京新聞(2007年10月12日)「こちら特報部」よりピックアップ:

ミャンマー情勢が緊迫し、世界の耳目を集める中、東京高裁で9月下旬、先進国としての国際認識を疑われかねない不可解な判決が2件相次いだ。 いずれも東京地裁で難民と認定されていたミャンマー人に対し、帰国しても迫害を受ける可能性が低いとして一審判決を…

NHK総合テレビ(2007年10月11日)「クローズアップ現代」よりピックアップ:

日本で餓死した人は、平成7年より急増し、この5年間だけで361人。5日に1人の割合で食べるものがなくて餓死している人がいる。 北九州市では生活保護を辞退させられ餓死した人がいる。北九州市はまったく問題がなかった、モデル的ケースだったと。北九州市は…

NHK総合テレビ(2007年10月9日)「シリーズ証言記録/兵士たちの戦争/中国大陸打通・苦しみの行軍1500キロ」よりピックアップ:

太平洋戦争で1年も経たずに日本軍はアメリカ軍に敗北を重ねていきました。陸軍参謀本部は中国大陸を貫く陸上交通路の確保(大陸打通)を考えました。 当初から、兵器や補給体勢が整っていないと慎重論があったが、立案した服部卓四郎第二作戦課長は計画を変…

東京新聞(2007年10月9日)「こちら特報部」よりピックアップ:

反戦運動などに対する微罪逮捕が横行。1990年代半ばからの監視社会化の流れを加速させている。 「統計では殺人、少年犯罪とも横ばいか、減少。格差社会を反映し、窃盗は増加した。外国人検挙者数の増加も、単純に不法滞在の数が可算されただけだ」 「テロが…

テレビ朝日(2007年10月2日)よりピックアップ:

(森永卓郎)派遣労働者はこの4年で3倍くらいに増えているんです。給料は正社員の半分くらいなんです。企業のほうは国際競争力を確保するためにしょうがないと言っているんです。 だけど、この5年で企業が株主に払った配当金は3倍なんですよ。大企業の役員の…

東京新聞(2007年10月7日)「時代を読む」ジェラルド・カーティスよりピックアップ:

中曽根康弘元首相は、第二次世界大戦後、日本の外交は4つの原則に導かれるべきだとの結論に達したと、当時を回想しながら話された。 それは「力以上のことをしない」「ギャンブルをしない」「時代の潮流を正しく読む」「外交と内政を混合しない」の4つだ。 …

NHK総合テレビ(2007年9月19日)『その時歴史が動いた』よりピックアップ:

岩手県西和賀町沢内(旧沢内村)では昭和31年、乳児100人のうち7人が1歳を向かえる前に亡くなっていました。沢内村の村長の深沢晟雄(まさお)は、月にロケットが飛ぶ時代に赤ちゃんがコロコロ死ぬなど許せないと立ち上がった。 まず建設機械会社からブルド…

東京新聞(2007年10月6日)よりピックアップ:

産婦人科勤務医の当直日数は、2006年度は月平均6.3日で、6年前に比べ約30%も増えたことが、日本産婦人科医会の全国調査で6日までに分かった。

東京新聞(2007年10月5日)よりピックアップ:

収入があることを隠すなどして不正受給された生活保護費が、2006年度(速報値)は前年に比べ28%増の約90億円に上ったことが4日、厚生労働省のまとめで分かった。 NHK総合テレビ(2007年10月2日)『生活ほっとモーニング』よりピックアップ: 東広島市では、…

東京新聞(2007年10月4日)よりピックアップ:

アルコール依存症診断基準に基づく患者数は80万人、疑いがある人は440万人と推計されているが、実際に治療を受けている人はわずか2万人弱。 (by pick-up)麻薬を販売すれば逮捕され罰を受ける。ところが国は麻薬同様の依存性がある酒や煙草の製造・販売を許…

週刊金曜日(2007年9月21日)「非武装を語る前にまず海外での武力行使禁止で大同団結を」豊下楢彦よりピックアップ:

(聞き手・成澤宗男) (豊下)護憲派といっても、非常に錯綜しています。60年代から80年代の共産党は、改憲論=中立自衛論でした。宮本顕治氏がよく言っていたのは、「もし東京湾に敵の潜水艦が現われたらどうするんだ。非武装で対応できるのか」ということ…